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爺鯖所属  キャラ名:Galf  その日、その時感じた思いを書き記していきます。


by galforce
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成功と反省と―― バス護衛再び

今日は少し口調を変えて…

9月も半ばを迎えたというのに暑い日が続く…
熱を出していた息子は相変わらず昼間になると38度台の熱を出しているようだ。
食欲が戻ったこと、飛び跳ねたりする元気が戻ってきたことは良い兆しだろう。

新居への引っ越しまであと1週間となった。
取り巻く環境、人々、自分たち家族以外は全てのものが大きな変化を見せた時、妻と子供の体調だけが心配だ。
『守ってやらねばならない。』その気持ちは強く自分の胸にある。
だが、自分に何ができるだろうか…
まずは仕事を終えたら寄り道せずに早く家族のもとへ帰り、愛情を注いでやろう。


(以下、FFネタ)

昨夜は護衛クエの予定を立てていた。
行くメンバーは自分・タンタカ・エル♀の3名。
息子を寝かしつけた22時半にヴァナディールに降り立つ。

…いない…

タンタカもエル♀もログインしていなかった。
セカンドキャラのバドになり、南グスタで楽な敵を相手に時間を潰す。

程なくしてエル♀がログイン。
待ち時間に話をしていると、彼女は翌朝5時半起きとのこと。
自分も遅くまでは起きていられない制約がある。
更に時を同じくして日付が変わるとFF自体のメンテナンスがあることを知った。

待つか、日を改めるか、行くか…
悩んだ末に自分の取った行動は「2人で行く」だった。

自分の職場は水曜と金曜が残業自粛。
自分自身、明日の金曜は裏世界に挑戦したいという意思表明を既にしている。
エル♀は「明日でも構わない」そう言ってくれた。
しかし、木曜日は正直微妙だ。
確約ができない以上、行くしかなかった。

『すまない、タンタカ…』 心の中でそう呟きつつ、デムからチョコボで巣を目指す。

もうすぐ巣の入口だ。
2騎のチョコボが交わすPT会話に混じって緑色の挨拶の文字が流れる。
エリアチェンジで見逃したが、どうやらタンタカがログインしてきたようだった。
LSリストを見るとジュノ港にる。
その瞬間、申し訳ないとは思いつつもそのまま進むことを決めた。
すなわち、
 ・ジュノ下層=クエを既に受け、あとはクロウラーの巣へ向かうだけ
 ・ジュノ港=これからクエを受けにバストゥークへ向かう…

『日を改めてタンタカとその友人の護衛をしよう。 今日はすまない。』
心の中ではそう思いつつも後ろめたさのようなものを感じ、言葉にはできなかった。

何かにせっつかれたように、時間に追われるように巣の入口に向かう自分。
幸いにして待ちのPTは皆無だった。
安堵で胸を撫で下ろした直後、入口で休んでいるサニープレイスの仲間に気づく。
しばしの会話――が、背後にに護衛らしきチョコボに乗った一団が迫ってきた。

『ここで30分近く待たされるのは厳しいな…』

そう判断し、エル♀の到着を待たずにクロウラーの巣へ滑り込んだ。
タッチの差でイベントが開始し、NPCが現れた。
そのすぐ横には後ろから来た一団のメンバーの一人だろう、バーミリオを着た男性が自分をじっと見つめてきた。

『正にタッチの差…』

昨夜、1秒の壁に泣いた自分。
中身こそ全く異なるものの、さすがに2日連続は避けたかった。

NPCの操作はエル♀に一任し、自分はNPCを先回りした。
毎週走り慣れた道。
どこに何匹の敵がいるのかもほぼ頭に入っている。
懸念点は1つだけ。
NPCがドーナツ部屋方面へ向かわないことだけを願った。

願いが通じたのか、楽なルートを選んでくれるNPC。
しかし、一瞬のミスが相方とNPCの死を招くため、油断はできない。
細心の注意を払いつつ進んだ。
獣の十八番である「あやつる」・「まってろ」・「かえれ」で華麗に敵を裁く。

道中サニープレイスの仲間2人が芋退治をしていた。
レベル上げ?スキル上げ?
いずれにせよ会釈だけ交わし、後方から迫る相方とNPCのために前方をクリアにせねばならない。

一瞬の躊躇…
『ここでリンク釣りをすることは彼らの邪魔になるのではないか…』
だが、それは危険度が増すことを意味した。
ここから先は敵がウヨウヨいる。
が、レベル75獣のキャリーなら全てまとめて面倒を見ることができる。

『ごめん!』

サニPの仲間には悪いと思いつつもキャリーを呼び出し、S芋に攻撃をしかけ、もどれでリンク釣りをして道を開ける。
そのままトカゲ広場を通過し、蜂の道を進み、ゴールであるキノコ広場まで道中の敵を全て従えて進む。
この時、キャリーが相手をしていたのはS芋3匹、蜂4匹、キノコ3匹の計10匹。
キノコ広場はキャリーを中心にモンスターだらけの様相を呈した。

クエは無事終了し、テレポで脱出を試みた時、視界の端に見慣れたサニPの仲間の姿が映る。

「/s テレポで脱出します。」
「/s 逃げて。」

しかし、彼らはその場を動こうとしなかった…
どうして!?と思った次の瞬間、自分たちはデムの塔に飛んでいた。

残してきた彼らは大丈夫だろうか…
いや、大丈夫なはずがない。
何故なら獣75のキャリーでもガツガツHPを削られ、60そこそこのレベルでも絡まれる相手だ。

不安でtellを飛ばすも返事がない…
レイズに向かわねばならないか!?
正直、動揺を隠しえなかった。

―――程なくして、無事脱出できたとのtellが届く。

『よかった…』
事故死だけには避けたかった。
自分が撒いた種で仲間が倒れるほど辛いものはない。
無事だと知った時、これまで張り詰めてきた緊張の糸が解けた。
と同時に、ここまで時間に追われるように行動せねばならなかったのか?という反省の念に囚われた。

様々な反省点を残しつつも、手にしたミラテテをエル♀と共にその場で使った。
成功と反省と―― バス護衛再び_a0024487_11185047.jpg

双方共に目を丸くするような数字が飛び出す。

結果的にクエスト自体は成功した。
だが、その陰で待ってあげられなかった仲間、危険な思いをさせてしまった仲間のことを思うと心が痛んだ。
by galforce | 2005-09-15 11:21 | FFXI : クエスト